バッグメーカーのマルショウ エンドウが新たに2ブランドのライセンス始動

バッグメーカーのマルショウ エンドウは2019年春夏、「ニナ ニナ リッチ(NINA NINA RICCI)」と「マリ・クレール パリ(MARIE CLAIRE PARIS)」のライセンスをスタートする。ともに百貨店や専門店を中心に販売する。

「ニナ ニナ リッチ」は、19-20年秋冬まで手掛けていた「ニナ リッチ(NINA RICCI)」のバッグのライセンス終了に伴いデビューする後継ブランド。“ロマンチック”“プレイフル”“パリジェンヌ”をコンセプトに、牛革やナイロン、ジャカードのバッグと財布などの革小物をそろえる。レザーを重ねて作るティアードなど「ニナ リッチ」でも人気があったディテールを踏襲しつつ、全商品を新たにデザイン。バッグと革小物をマッチングできるデザインを提案しているのが特徴だ。価格帯はバッグが1万~4万5000円、革小物が6500~2万円。これまでの顧客よりも少し若い40代に訴求する。なお、「ニナ リッチ」の財布に関しては、ライセンスを継続する。

一方、「マリ・クレール パリ」ではバッグのみを手掛ける。19年春夏は牛革、ナイロン、ジャカード、プリントを施したPVCの4シリーズで、トートやショルダーバッグからリュックサックまで幅広いアイテムを提案。クローバーモチーフを刻印した丸いメタルパーツがデザインのアクセントになる。価格帯は9000~3万2000円。なお、革小物に関してはアジオカがライセンス商品を手掛けている。

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